次回企画展 岬 – Le promontoire –  横井照子の美意識    「岬」 油絵 1960  

アメリカでモダンアートの渦中を過ごした後、横井は パリに移住し「源氏物語」や「枕草子」を愛読していたという、そんな時期に制作されたのが「岬 – Le promontoire -」

「外国に行って、良いにつけ、悪いにつけ、日本人であるという事は、血の中に潜んでいると感じた」と話す横井の、抽象性が高く、あざやかな色彩、躍動感の中に 日本的な抒情を感じさせる作品です。

1960年代から独自の画風を確立する近代まで、その後の作品も併せてお楽しみください。   2026.1.4 –